ジャンル |
ナゾトキ・ファンタジーアドベンチャー |
対応機種 |
ニンテンドーDS |
開発元 |
レベルファイブ |
発売元 |
レベルファイブ |
人数 |
1人 |
メディア |
ニンテンドーDS専用カード |
発売日 |
2008年11月27日 |
価格 |
4,800円(税込) |
対象年齢 |
CERO:A(全年齢) |
パズルゲーム。
本来一日でやれる量ではなかったりするが、
帰省でBlogをつけられない期間にまとめてやってしまったので、1回完結です。
多湖輝(たご・あきら)教授という、
「頭の体操」というクイズ集を昔から発表している人がいるのだが、
その問題を使ったパズルゲームにシナリオを追加し、物語仕立てにしたのがこのシリーズで、
当初の予定である3部作の完結編にあたるのが、この「最後の時間旅行」。
当初、と書いてあるのは、これ(最後の時間旅行)が発売される時「まだ続ける !」と発表されたから。
2年間でそれだけの人気が出たのだということなんだろう。
本来、このゲームの根幹を成している「頭の体操」シリーズについては、
割と有名で管理人も子供の頃に読んだことがあるので、多分有名だろう。
数学的なものから、とんちをきかせたりしないといけないものまであって割と面白い。
数十年単位で親しまれているので、普遍的に受けているものなんだろう。
(こういう基本的な部分はシリーズの1作目を紹介しながら語るべきだが)
さて。
ではこの作品単体の話を。
ナゾトキの名手、レイトン教授と、その弟子を自称するルーク少年 コンビ。
今回、二人の元に舞い込んだのは「未来のルーク」から出された助けを求める手紙だった。
1作目の「不思議な町」、2作目の「悪魔の箱」に続いて、今度は「時間旅行」。
毎回「それはないだろう」というようなファンタジーをやってくれるあたりが、個人的にはとても好感触。
「ファンタジー」作品である。
「ここを通りたければ、このナゾをといてみな !」と言ってるあたりが、
そのまま「麻雀で勝負よ !」といって勝負を挑まれる脱衣麻雀ゲームと基本システムは同じだ。
いやレイトンは負けても脱いだりしませんが。
麻雀で勝負系は、麻雀が95%、ストーリーが5%でおまけ程度だが、
レイトン教授は、ストーリーやキャラクターの比重が割と高めに設定されていて、
それによって「作品世界」の厚みを出すことに成功しているように思える。
比重の話をしているだけで、ゲームとしていい悪いではないのは誤解はしないでほしい。
もちろん、麻雀ゲームに重厚なシナリオがあっても悪くはないと思うが。
「頭の体操 クイズ100問」みたいなタイトルで発売しなかったことからもわかるとおり、
この作品は、おそらくLEVEL5がレイトン教授をはじめとするキャラクター群をみてほしいと重い、
また、 製作現場的に、それだけの手間(
愛)を込めることができたという幸運に恵まれた作品だろう。
1,2作目をやっていないとわからない登場人物もでてきて、まさに「3部作完結編」にふさわしい。